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体調不良で別担当者がミス 看護師など61名にメール誤送信【茨城県の医療大学】

2025年6月、茨城県内の医療大学において、看護師向けの説明会に参加した外部関係者のメールアドレスが誤って一斉送信されるという情報流出が発生した。
流出したのは、「認定看護師教育課程(2026年度受講希望者)」に関連するアンケート依頼のメール送信時の操作ミスが原因だという。

問題が起きたのは6月23日。
21日に開催された説明会には看護師など61名が参加しており、これらの参加者にアンケート依頼のメールを送る際、本来「Bcc(ブラインドカーボンコピー)」で送信すべきところを、「To(宛先)」欄に全員のアドレスを入力。
結果、互いのメールアドレスが見える状態で送信されている。
担当予定だった職員が体調不良で急きょ不在となり、代わりの職員が送信業務を行ったことで、このミスが発生したとのこと。
ミスに気づいたのは送信後、別の職員によるもので、同日中に事案が発覚している。

大学および県保健医療部は、影響を受けたすべての関係者に謝罪。
送信メールの削除を依頼したとのこと。
今後の再発防止策として、以下の対応を講じるとしている。

・メール送信時は複数職員による宛先の確認を徹底
・情報セキュリティに関するルールの再確認と徹底
・緊急時を除き、代理によるメール送信は原則禁止

【参考記事】
https://www.pref.ibaraki.jp/