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マンション管理業者、関西や九州圏内の顧客個人情報を外部にメール

2025年6月9日、マンション管理業を行う「長谷工ライブネット」社は、顧客の個人情報を含む資料を誤って外部にメール送信したと公表した。

同社によると、社外に送信されたメールに添付された資料の中に、削除されるべき個人情報が含まれていたという。
該当の資料に含まれていた情報は以下の通り。

・物件オーナーの氏名
・管理マンション名と部屋番号
・駐車場番号
・借主の氏名
・賃料・共益費・駐車場代

対象となったのは、大阪府、兵庫県、京都府、愛知県、三重県、広島県、福岡県、大分県で管理されているマンションのうち、2025年4月、6月、7月、8月、9月に契約更新を控えた物件のデータとなる。

同社は、当該メールについて受信者側での削除が完了していることから「情報が拡散するおそれはない」と説明。
国土交通省および個人情報保護委員会への報告をすでに済ませているとしている。
また、社内体制の見直しも進めており、以下のような再発防止策を講じるとのこと。

・不要な個人情報を含む資料を社内で適切にチェック・削除する運用の強化
・社外へのメール送信時における確認プロセスの強化

同社は「お客様にご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます」としたうえで、今後は情報管理体制の強化に努めるという。

【参考記事】
個人情報漏洩に関するお詫び
https://www.haseko-hln.com/