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新潟県、個人情報含む教員採用試験関係の用紙紛失 誤ってシュレッダー処分か

新潟県は2025年5月に実施した公立学校教員採用試験において、受検者が提出した個人情報を含む書類の一部を誤って廃棄した可能性があると明らかにした。

この事案は、2025年5月11日に行われた第1次検査で提出された「自己申告用紙」が関係している。
氏名や写真、職歴などが記載されたこの用紙は、鍵のかかる資料室で管理されていたが、5月19日に職員が整理作業をしていた際、7名分の用紙が見当たらないことに気づき問題が浮上。
資料室内を確認しても発見できず、同日に他の機密書類をシュレッダーで処分した際に、誤って混入した可能性が高いと見られている。

対象となる受検者7名に対しては、すでに県から個別に連絡を取り、謝罪とともに事情を説明。
再提出を依頼しているという。
なお現時点で、情報の外部流出は確認されていない。
県は「同様のミスを繰り返さないよう、個人情報の取り扱いについて管理体制を見直し、再発防止に努める」とコメントしている。

【参考記事】
個人情報が含まれる文書を誤廃棄したと思われる事案が発生しました。
https://www.pref.niigata.lg.jp/