海洋産業の振興を目的とする静岡県の「マリンオープンイノベーション機構(以下、MaOI機構)」で2025年5月23日頃より、メールアカウントが何者かに不正利用され、大量の迷惑メールが送信される事案が発生した。
公表によると、5月26日に機構内で特定のメールアドレスに不具合が発生したことを受け、内部調査を実施。
結果、5月23日から当該アドレスが不正に使用されていたことが判明している。
迷惑メールの送信に加え、当該メールアカウントの過去の送受信メールが流出した可能性があるとして、現在影響範囲の特定と詳細調査が進められている。
さらに同機構では、全アドレスに対して追加調査を行ったところ、別のアドレス1件においても同様の不正使用が確認された。
これらのアドレスに含まれる個人情報などの流出有無についても、調査が継続されている。
MaOI機構は今回の事案について「重大な問題であると受け止めており、再発防止策を講じる」とコメント。
同機構では、同機構のドメイン(メールアドレス)を使用したメールの真偽に不安がある場合は、公式ウェブサイトに記載の連絡先を通じて確認するよう呼びかけている。
今後、調査の進捗や新たな情報が判明次第、改めて関係者に報告する姿勢を示している。
【参考記事】
https://maoi-i.jp/