神奈川県藤沢市と財団法人が共同で実施している「みらいサマースクール」において、メールの誤送信によって保護者36名のメールアドレスが他の受信者に見える形で送信されていたことが分かった。
事案が起きたのは、2025年5月16日(金)の午後2時50分ごろ。
保護者説明会の案内をメールで一斉送信する際、本来であれば受信者同士がアドレスを確認できない「Bcc」欄を使用すべきところ、誤って「To」欄に入力して送信してしまったという。
メールを受け取った保護者からの指摘により、翌日17日午後2時頃に誤送信の事実が判明。
流出したのは保護者のメールアドレスのみで、氏名や住所などの情報は含まれていなかったとされている。
財団は、誤送信が確認された当日夕方6時から、対象となった保護者全員に対し、経緯の説明と謝罪を記載したメールを送信するとともに、誤送信メールの削除を依頼。
その後、5月19日(月)午前9時以降には、電話による個別連絡も行い、改めて謝罪と今後の対応について説明を行っている。
現時点で、メールアドレスの流出による二次的な被害は確認されていない。
財団では、今後の再発防止策として、個人情報を含むメールの送信時には複数人での確認を徹底し、全職員への情報セキュリティ研修を改めて実施することとしている。
【参考記事】
https://f-mirai.jp/