金属部品メーカー「東京鋲兼」社は、2025年5月11日に外部の悪意ある集団によるサイバー攻撃を受け、複数のサーバー内ファイルに不正アクセスされる被害が発生したことを明らかにした。
同社は、攻撃を受けた直後から全社対策本部を設置し、外部の専門家の助言を受けながら、被害の範囲や影響の調査、ならびにシステムの復旧作業に取り組んでいるとのこと。
また、警察などの関係機関とも連携して相談を進めているという。
現時点で、情報の流出は確認されていないが、東京鋲兼社は「本件を徹底的に調査し、早期の解明と再発防止に向けて必要な予防措置を講じる」としており、全社を挙げて対応にあたっている。
同社は今回の事態により、社内業務に著しい支障が生じていることを報告するとともに、取引先や関係者に対して「大変なご不安とご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げる」と謝罪した。
今後も調査状況や判明した情報について、必要に応じて公表していく方針だとしている。
【参考記事】
https://www.byokaneworld.com/news/