岩手県のガス供給事業者「盛岡ガス燃料」社で、約2,200件の顧客個人情報を記録したUSBメモリーの紛失が判明。
同社の発表によると、2025年4月28日に北上市内で同社社員が社用車内に置いていた鞄が盗まれる事件が発生している。
鞄の中に、同社北上営業所に関する2020年4月および2021年4月時点の顧客データが保存されたUSBメモリーが含まれていたという。
盗難発覚後、社員は同日中に警察署へ盗難届を提出したが、2025年5月2日時点で当該USBメモリーは発見されていない。
同社によれば、紛失したUSBメモリーには顧客の名前、住所、電話番号が含まれていたものの、金融機関の口座情報やクレジットカード情報などは含まれていないという。
また、現時点では顧客情報の不正利用は確認されていない。
同社は、「多くの方に多大なるご迷惑、ご心配をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪。
今後は個人情報保護対策の強化を図り、再発防止に努める方針を示している。
【参考記事】
https://www.morigasnen.co.jp/
