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北九州市の浄水器メーカーで市民101名分の情報流出 宛先設定ミスでメール誤送信【タカギ】

北九州市の浄水器メーカー「タカギ」社で、メール誤送信による情報流出が発生したとのこと。
公表によると、北九州市から受託していた業務の一環として行われた「タカギ北九州ウォーターウェーブ ホーム開幕戦市民招待業務」において、電子申請応募者のメールアドレス101件が流出したという。
タカギ北九州ウォーターウェーブは同社が運営する女子ソフトボールチーム。

2025年4月22日、当選通知メールの送信時に本来「BCC(ブラインドカーボンコピー)」機能を使うべきところを誤って「TO」欄に入力し、受信者全員のメールアドレスが表示された状態で一斉送信されたという。
対象者は、同イベントへの電子申請を行った市民101名。
同社は今回の情報流出の原因を「送信者の誤操作」としている。

対応として同社は、すでに受信者に対して電話およびメールでの謝罪と該当メールの削除依頼を行っていると説明。
再発防止策としては以下の3点を掲げている。

・社外の個人情報が含まれるメール配信時の二重チェック体制の徹底
・全従業員への情報管理に関する再教育の実施
・個人情報の取り扱いに関する社内研修と適正管理の強化

同社は「応募者の皆様や関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げる」と謝罪の意を表し、再発防止に向けて社を挙げて取り組む姿勢を示した。

【参考記事】
https://dev.takagi.co.jp/