大阪府四條畷市において、市の決裁文書が所在不明となる事案が発生した。
2024年10月25日以降、副市長執務室や秘書政策課執務室において、決裁文書4件が所在不明となる事態が発生。
それぞれの文書は職員が決裁のために副市長執務室へ提出し、副市長が確認・押印した後、決裁済みとして保管されていた。
その後、内部での捜索を繰り返すも発見に至らなかったため、警察署へ被害届を提出している。
なお、紛失した文書には個人情報が含まれており、清掃施設組合職員の休暇願、高額介護サービス費支給決定通知、再任用短時間勤務職員の採用選考結果がそれに該当。
412名分の被保険者番号、氏名、支払情報、振込先情報、要介護度、採用予定者の氏名、給与月額、勤務条件、面接官2名の採点結果などが記載されていたという。
公表時点では、個人情報の流出や不正利用などの二次被害は確認されていないと報告されている。
市は今後の対応として、庁舎内外の監視体制の強化や、職員向けの文書管理研修を継続的に実施すると説明している。
【参考記事】
https://www.city.shijonawate.lg.jp/soshiki/4/