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マクドナルドのアプリで8,989件の情報流出 メール配信システムの設定ミスか

2025年3月19日、日本マクドナルドは公式アプリに登録した顧客のメールアドレスが、別の顧客にも表示される事案が発生したと発表した。

同社公表によると、2025年3月12日から13日にかけて、公式アプリに新規登録した顧客に対して登録完了メールが送信されたが、その後メール受信者からの問い合わせでメールアドレスの誤表示が発覚している。
調査から原因は、登録完了メールを送信する際に本来は顧客一人ひとりに個別に送信すべきところを、メール配信システムの設定ミスにより、他の顧客のメールアドレスも「To」欄に記載して送信してしまったためとされている。
これにより、メールを受け取った顧客が、他の顧客のメールアドレスを閲覧できる状態になっている。
当該誤送信により、影響を受けたメールアドレスの総計は8,989件と報告されている。
なお、メールアドレス以外の個人情報や機密情報の流出はないとのこと。

日本マクドナルドは、個人情報保護委員会へ報告と、対象顧客へ個別に謝罪とメール破棄を依頼。
今後はメール配信システムの見直しと、配信時の確認作業の厳重化を実施し、再発防止を目指すとしている。

【参考記事】
https://www.mcdonalds.co.jp/