明治学院大学の非常勤講師が所有する車両が学外で荒らされ、学生の個人情報を含むノートパソコンおよび関連書類が盗難に遭っていたことが明らかになった。
公表によると、2025年1月9日に講師が車両に乗ろうとした際、車内が荒らされていることに気付き、ノートパソコン1台と学生の欠席連絡票を含む荷物が盗まれていることが判明した。
パソコンにはパスワードが設定されていたものの、盗難品には2024年度に開講された4科目の履修者情報が保存されており、延べ120名分の学籍番号や氏名、採点結果などが含まれていたという。
また、紙の欠席連絡票には7名分の学籍番号や欠席日などが記載されていたという。
現時点では、これらの個人情報が不正利用された事実は確認されていない。
明治学院大学は対応として、個人情報が流出した可能性のある学生に対し、注意喚起のメールを送信し、不審な連絡などに警戒するよう呼びかけた。
また、本件に関する相談窓口を教務部に設置し、問い合わせ対応を行っている。
大学側は、個人情報管理の強化と再発防止に努める方針を示しており、関係者への謝罪とともに、データ管理体制の見直しを進める意向を明らかにした。
【参考記事】
https://www.meijigakuin.ac.jp/