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82名分の生徒個人情報が流出 Googleスプレッドシート設定ミス【福岡県】

近畿大学附属福岡高等学校(福岡県飯塚市)で、進路希望調査の管理に使用していたGoogleスプレッドシートのURLの誤送信が発生。
生徒の個人情報が一部の生徒に閲覧可能な状態になったという。

誤送信があったのは2025年1月9日。
生徒629名を対象とした進路希望調査を実施していたが、調査の回答管理に使用していたGoogleスプレッドシートのURLを、一部の生徒に誤送信したことが原因だったという。
誤送信されたURLは、本来教員が使用するもので、教員が誤りに気付いたことで発覚。
その後閲覧不可の設定に変更されたものの、一部生徒に情報が流出している。
影響対象となったのは、82名分の個人情報で、氏名、学年、コース、クラス、出席番号、志望進路、所持資格および取得日、部活動、校外活動の参加状況、所属委員会、進路相談の内容が含まれていた。

学校は対応として該当する生徒と保護者に対し報告と謝罪。
再発防止策として、Googleスプレッドシートの管理強化、「生徒用」と「教員用」を明確に分け、誤送信を防止、アクセス権限の厳格化、教員用のスプレッドシートは、教員のみがアクセス可能な設定、情報セキュリティ研修の徹底、教職員向けに情報セキュリティ研修を実施するなど挙げている。

【参考記事】
https://www.fhs.kindai.ac.jp/