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栃木県佐野市、214名分の個人情報含む書類を誤廃棄 処分予定の書類と混同か

栃木県佐野市の産業文化スポーツ部農政課で、個人情報を含む文書の誤廃棄が発覚した。

誤廃棄されたのは、令和4年度に実施された「佐野市農業者原油価格・物価高騰対策補助金」の申請書類で、214名分の氏名、住所、電話番号、口座情報、出荷状況、保有施設状況、顔写真などが記載されていたという。
農政課職員が、処分予定の書類を市内にあるごみ処理施設へ直接搬入した際、当該申請書類が混同されてしまったことが原因とされている。
なお、市の説明では焼却処分の過程で個人情報が外部に流出した事実はないとされている。

市は対応として、個人情報保護委員会、市議会へ報告、申請者への謝罪通知を送付。
今後の対策として、職員に対する文書管理基準の徹底と、文書廃棄時の複数職員による確認体制を導入するとしている。

【参考記事】
個人情報を含む文書の誤廃棄に関する報告とお詫び
https://www.city.sano.lg.jp/