大阪公立大学医学部附属病院で、通常表示されるべきではない患者情報が誤って共有されている事態が確認された。
同病院によると、患者情報は複数の医療機関が医療情報を共有する「地域医療情報連携ネットワーク」上に表示されていたというもので、2024年11月28日に職員が発見したことが発端となっている。
原因は誤設定によるものだったとのこと。
誤って共有されていた情報として、患者618名分の氏名、年齢、性別、住所などの個人情報が含まれていたとのことで、これらデータには125施設に所属する154名の医師がアクセスできたことが確認されている。
なお、外部への情報流出はないとのこと。
同病院は患者に対して謝罪し、再発防止策として、システム設定変更時の確認作業強化や個人情報保護研修の徹底を行うと説明している。
【参考記事】
https://www.hosp.omu.ac.jp/