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修学旅行で療育手帳や保険証写しなど紛失 発見至らず【西鉄旅行】

2024年11月29日、九州地方を中心に旅行サービスを展開している「西鉄旅行」社で、2024年11月24日~26日に実施した特別支援学校の修学旅行中、参加生徒19名のうち3名の療育手帳と1名の保険証写しが紛失する事態が発生した。

同社の公表では、添乗員が障がい者割引きっぷを購入するため、学校側から療育手帳が入った封筒を一時的に預かった。
この時、療育手帳を利用してきっぷを購入した後、封筒は学校側に返却された。
その後、学校が生徒に療育手帳を返却する際、3名分の療育手帳が紛失していることが発覚。
捜索が行われるも、公表時点で発見に至っていない。
受取時と返却時に数量の確認が行われなかったことが原因とされている。
なお、療育手帳には氏名、生年月日、住所、障がいの等級、保護者の氏名・続柄などが記載されていたとのことで、現時点でこれら情報の流出は確認されていないと報告されている。

西鉄旅行は今後の対応として、全従業員への周知徹底と、添乗中顧客の貴重品を預からないよう再度従業員に指導を行うとのこと。
また、やむを得ず預かる場合は、厳重な管理と数量確認を徹底するとしている。

【参考記事】
個人情報書類等の紛失について
https://www.nishitetsutravel.jp/