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小学校職員、サポート詐欺引っかかり児童約700名分の情報流出おそれ【沖縄県】

沖縄県浦添市内の小学校で、インターネット詐欺に関連する被害が起きたとのことで、児童や保護者の個人情報が流出した可能性が懸念されている。

市の教育委員会によると、当該学校の校務用パソコンを使用中の小学校教員1名が、偽のセキュリティ警告に従って遠隔操作ツールをインストールしてしまったという。
インストールしたツールはサポート詐欺に使用されるものとみられており、約10分間、外部からパソコンが遠隔操作される状態となり、パソコンに接続されたUSBメモリや校内ファイルサーバー内のデータがアクセス可能となったとのこと。
USBメモリとファイルサーバーには、全学年の児童名簿が保存されており、児童約700名分の名前、生年月日、性別、住所、保護者名、連絡先などの詳細な個人情報が含まれていたとされている。

市教育委員会は対応として、被害のあった端末をシャットダウンし、ウイルス対策ソフトによるチェックを実施。
その後、市内全小中学校の教職員に注意喚起を行った。
同時に、同小学校の保護者に対して経緯や注意点を説明。
「見覚えのない連絡には応じない」「無視する」といった対応を徹底するよう求めている。
なお、公表時点で具体的な情報流出の事実は確認されていないとのこと。

【参考記事】
https://www.city.urasoe.lg.jp/