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氏名、連絡先など含む学生名簿、誤ってアップロード 情報流出【岡山大学】

岡山大学で、学生情報が記載された名簿データが誤ってオンライン会議ツールにアップロードされる事態が発生。
これにより学生間で内容が閲覧できる事態となった。

公表によると、アップロードされた学生名簿にはパスワードが設定されておらず、ツールにアクセス可能な学生が名簿をダウンロード・閲覧できる状態にあったという。
2024年10月15日に学生からの通報により事態が判明している。
学生名簿には、氏名、学籍番号、連絡先、生年月日、国籍など、個人を特定可能な情報が多数含まれており、確認の結果3名の学生がこのファイルにアクセスし、ダウンロード・閲覧を行っていた。
公表時点で、情報の拡散や不正使用は確認されていないとされている。

岡山大学は対応として学生名簿を直ちに削除。
閲覧・ダウンロードした学生に対し、データ削除と転送などの不正使用を行っていないことを確認している。
同時に影響対象となった学生に対し謝罪を行っている。

大学は今後の対策として、業務運用手順の見直しやパスワード管理手順の再確認、個人情報の取扱いに関する教育の強化を進め再発防止を図るとしている。

【参考記事】
学生の個人情報が他の学生から閲覧可能となった事案について
https://www.okayama-u.ac.jp/index.html