群馬県内の中小企業や個人事業主を対象に、事業の発展や地域経済の活性化を進める支援団体「群馬県産業支援機構」で、メールアカウントが不正利用される事態が発生。
第三者により大量のスパムメールが送信されたという。
調査によれば、2024年11月12日に不正アクセスが確認されており、数千件以上のスパムメールが送信されている。
公表時点で侵入経路や手法、原因などの詳細は調査中とされているが、「群馬県よろず支援拠点」事業で使用されている2件のメールアカウントに対し、外部からの不正侵入と不正利用されたことが被害につながったとみられている。
現時点で個人情報や機密情報の流出は確認されていないものの、機構はスパムメールの受信者に対してはウイルス感染やフィッシングサイトへの誘導などのリスクと、メール内のリンク先は開かず速やかに削除するよう呼びかけている。
また、スパムメールの送信を管理サーバーが検知した後、直ちに当該メールアカウントへのアクセスを遮断するなどの対応を実施。
再発防止策として、事実関係の詳細が判明次第、セキュリティの見直しを行い、徹底した対策を実施する予定としている。
【参考記事】
https://www.g-inf.or.jp/