神奈川県川崎市は、2024年度の「川崎認定保育園保育料補助申請書」50件を紛失したと公表。
申請書には、132名分の個人情報が記載されており、申請者氏名や住所、口座情報などが含まれていた。
同年8月に市内の保育施設から発送された50件の申請書が、川崎市の担当部署に適切に引き継がれなかったことから紛失が発覚。
市の郵便窓口では受け取った記録が確認されているものの、その後委託業者への引き継ぎにおいて管理が不十分だったため、書類がどこで紛失したのか特定できない状況と説明されている。
市は対応として関係者への謝罪と説明を行っており、申請者に対して再提出を依頼。
補助金は当初の予定通り12月までに支給される見込みという。
再発防止策として、書類管理の徹底や電子申請の導入を検討しているとのこと。
なお、現時点で個人情報の流出は確認されていないとされている。
【参考記事】
川崎認定保育園保育料補助申請書の所在不明について
https://www.city.kawasaki.jp/