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個人情報記載されたカードをメモと誤認して情報流出【小田原市】

2024年10月10日、神奈川県小田原市は市民相談で個人情報の流出事故が発生したと公表。
同市が開催した司法書士相談において、相談者の個人情報が他の相談者に誤って渡されたという。

事故は、市庁舎内で実施された司法書士相談中に発生。
相談員が相談者から求められた神奈川県司法書士会の電話番号をメモに書き渡す際、誤って他の相談者の個人情報が記載された「相談カード」の裏面を使用していたという。
カードには、相談者の住所、氏名、性別、年齢、電話番号、相談内容などが記載されており、2名が実際に影響を受けている。
原因は、相談カードの裏面が白紙であったため、相談員がそれをメモ用紙と誤認して使用してしまったこととされており、終了後に相談員がカードの枚数が合わないことに気づき、市職員に報告している。

市は対応として、誤って渡された相談者に連絡を取り、当日中に全てのカードを回収している。
今後は市民相談では相談カードは使用せず、個人情報を含まない別の一覧表を作成、それをバインダーに閉じることでメモ用紙と明確に区別する方針を打ち出している。

【参考記事】
市民相談における個人情報流出について
https://www.city.odawara.kanagawa.jp/