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水道事業者、メーター交換作業中に58名分の個人情報紛失【群馬県】

群馬県桐生市の水道事業窓口業務を受託している業者が、メーター交換作業中に個人情報を含む帳票を紛失する事案が発生した。

2024年9月26日、検定満期メーターの交換作業時に同業者作業員は帳票を参照し作業を進めていたが、翌27日に帳票を紛失していることに気づき問題が浮上。
その後現場付近を捜索するも発見できず、作業員は上司への報告を怠っていたとのこと。
10月1日、市民が相生公民館に帳票の一部を届けたことにより紛失の事実が明判明。
桐生警察署へ遺失届が提出されており、公表時点でも発見には至っていない。
なお、紛失した帳票には水道の所在地や使用者氏名などが含まれており、58名分の情報が記載されていた。

公表時点で帳票内の情報が不正利用されるなどの二次被害は確認されていないという。
対応として、紛失した帳票に記載されていた個人情報の対象者には、受託業者が直接訪問して謝罪を実施。
市は、業者に対して個人情報の適正管理を再度徹底するよう指導を行い、同様の問題が発生しないよう帳票類の管理体制強化を求めた。

【参考記事】
個人情報を含む帳票の紛失について
https://www.city.kiryu.lg.jp/index.html