タップ、ドリル、エンドミルなどの切削工具を製造・販売している「オーエスジー」社で、第三者による不正アクセス被害が発生した。
公表によると、2024年9月26日に同社の米国グループ会社である「OSG USA, Inc.(OSGUSA)」のサーバーが攻撃を受けており、外部からのアクセスを制限して関係当局への報告と、外部専門家の協力を得た原因調査を進められている状況と説明されている。
不正アクセスはOSGUSAのサーバーに限定されており、オーエスジー社やその他のグループ会社への影響はないと確認されているとのこと。
被害状況として、OSGUSAでは一時的に受注および出荷が停止される事態となったものの、公表時点では業務が再開されている。
今後、OSGUSAは引き続きセキュリティ対策を強化し、調査の進展についての情報提供を行う予定としている。
【参考記事】
https://www.osg.co.jp/index.html