群馬県の「聴覚障害者コミュニケーションプラザ」で、メールの誤送信による情報流出が発生した。
県の公表では2023年9月21日、同プラザの職員が登録手話通訳者あてにメール送信する際に、誤って115名分の個人情報が記載された名簿を添付していたという。
当該メールは、全103名の手話通訳者に送信されており、受信者からの指摘により事態を把握している。
なお、名簿には氏名、住所、登録番号、認定番号などの個人情報が記載されていた。
原因は、別の担当者が作成したメールを転送する際、不要な名簿のファイルを添付したまま送信したこととされている。
同プラザは対応として、影響を受けた対象者に個別で謝罪を実施。
また、誤送信先に対し当該メールの削除を依頼している。
再発防止策として、添付ファイルの内容確認の徹底やメール送信方法やチェック体制の見直し、研修を通じて個人情報に関する理解と知識の促進を進めるとのこと。
【参考記事】
個人情報の誤送信事案の発生について
https://www.pref.gunma.jp/