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高齢・障害者の雇用支援機関で137名の情報流出 委託先メール誤送信

独立行政法人「高齢・障害・求職者雇用支援機構」が実施する「働きながら学びやすい職業訓練」において、メールの誤送信による情報流出が発生した。

誤送信は2024年8月23日に発生。
業務委託先の「ヒューマンアカデミー」社担当者が、複数の受講者にメールを送信する際、宛先設定を「BCC」ではなく「TO」で送信したため、受講者のメールアドレスが他の受講者に公開される形となっている。
これにより影響があったのは137名の受講者のメールアドレスという。
原因は、システムのメール送信機能に対する誤認と、複数人でのチェックが十分に行われなかったことによるものとされている。

当該担当者は誤送信に気付き、同社は関係者に謝罪とメールの削除依頼を実施。
再発防止策として、システム操作に関する研修の実施、マニュアルの徹底、複数人でのチェック体制の強化が講じられている。
また、機構は受託者に対する個人情報管理の実地検査も実施予定とのこと。

【参考記事】
委託事業受託者による個人情報の漏えいについて
https://www.jeed.go.jp/