警察庁は、2024年年8月から9月にかけて不正アクセス行為に対する対策の実態や、アクセス制御機能に関する技術の研究開発の状況を調査することを発表した。
この調査は、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」に基づき、国家公安委員会が毎年実施している。
「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」は、コンピュータやネットワークに対する不正アクセスを防止することを目的とした法律。
この法律は、正当な権限を持たない者が、他人のシステムへアクセスするなどのセキュリティを破る行為を規制し、これに対して刑罰を科すことを規定されている。
当該調査の目的は、企業におけるアクセス制御機能の技術開発状況を把握し、不正アクセス行為からの防御策を強化すること。
また、アクセス制御機能を備えた特定の電子計算機に対する不正アクセス行為からの防御に関する啓発活動や知識の普及にも活用されている。
調査は、警察庁が委託する業者により実行されるとのことで、結果は2025年7年3月頃に警察庁のウェブサイトで公表される予定。
【参考記事】
不 正 ア ク セ ス 行 為 対 策 等 の 実 態 調 査 及 び ア ク セ ス 制 御 機能 に 関 す る 技 術 の 研 究 開 発 の 状 況 等 に 関 す る 調 査 の 実 施に つ い て
https://www.npa.go.jp/bureau/cyber/
