静岡県の吉田町にある科学教育施設「ちいさな理科館」で使用されているパソコンに対し、不正アクセスが発生した可能性が判明している。
これにより、同施設の利用者約450名分の個人情報が流出した可能性があるとされましたが、現時点で被害は確認されていないという。
公表によると、不正アクセスは理科館の職員がパソコンを操作中に偽の警告画面が表示されたという。
職員は電話で指示を受けてパソコンの操作を続けたところ、遠隔操作が開始されたため、異常を察知。
その後すぐにパソコンと電話を強制終了した。
セキュリティ業者が調査を実施した結果、ファイルの不正利用や情報流出は確認されていないという。
今後の再発防止策として、情報管理に対するヒューマンエラー防止のため、町の情報セキュリティポリシーの再確認と遵守徹底が求められている。
また、職員への情報セキュリティ教育の強化と、インターネット接続環境の再点検が実施される予定という。
【参考記事】
https://www.lib.yoshida.shizuoka.jp/TOSHOW/asp/WwOshirase.aspx