愛知県弁護士会で、メールの誤送信による個人情報の流出が発生したという。
事務職員は添付ファイルを作成する際に、会員管理システムから全会員のデータを参考にしていたが、不要となる個人情報を削除するのを失念。
個人情報が含まれたままメールに添付して送信してしまったという。
当該メールは158名の委員が登録されている委員会のメーリングリストに送信されており、会員約2,964名の個人情報である氏名や住所、電話番号、Eメールアドレス、生年月日などが含まれていたとのこと。
弁護士会は事態の把握後、全委員に対して添付ファイルの削除を依頼。
その後、全委員からメールと添付ファイルが削除されたことを確認したと説明している。
再発防止策として、全役員と事務職員への研修を実施し、個人情報の取り扱いについての注意喚起を行っている。
今後は、資料の送信方法が見直され、より安全な手段を採用する方針とされている。
【参考記事】
メール誤送信による個人情報の漏えいについて
https://www.aiben.jp/