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岡山県の温泉施設で顧客情報6,612件以上流出か 不正アクセス【瀬戸内温泉たまの湯】

岡山県の温泉施設である「瀬戸内温泉たまの湯」において不正アクセス被害が発生し、顧客情報が流出した可能性が懸念されている。

施設の運営である「宇野港土地」社によると、2024年7月11日に社内スタッフからシステムへのアクセスができない事態が報告され問題が判明。
サーバー業務を委託している業者が調査を行ったところ、第三者による不正アクセスの痕跡が確認されている。
なお、当該不正アクセスにより影響が懸念されている情報として「たまの湯LINE」有料会員の住所、氏名、生年月日、性別、電話番号など6,612件が該当している。
さらに、レストラン「旬菜旬魚 海廊」やレンタサイクルWEB予約サービス利用者の住所、氏名、団体名、電話番号、メールアドレス、予約システムへのログインパスワードなど4,235件も被害対象という。

宇野港土地は、外部専門家による調査が続いている状況を説明。
顧客に対しては、フィッシングメールやスパムメールの増加を警戒し、不審なメールには慎重に対応するよう呼びかけている。
また、他社WEBサイトで同じパスワードを使用している場合は、速やかに変更することを推奨している。

【参考記事】
「たまの湯LINE会員システム」「WEB予約システム」への不正アクセスによる情報流出の可能性に関するお知らせとお詫び
https://www.seto-tamanoyu.jp/