地方新聞社「熊本日日新聞社」で、電子版の会員に関する個人情報が一時的にweb上に公開され、外部に流出した。
公表によると、サーバーの移行作業時に委託先開発ベンダーがシステム環境設定を誤ったことが原因とされている。
7月22日、外部からの指摘により問題が発覚している。
流出した情報は、熊本日日新聞社の電子版利用者2万8777名分の名簿で、氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどがweb上で閲覧可能となっている。
また、名簿が公開されていた期間中には13回のアクセスが確認されている。
熊本日日新聞社は問題発覚後に開発ベンダーへ連絡、外部への公開状態を解消している。7月23日、影響を受けた会員に対してメールで経緯と謝罪を伝え、個人情報保護委員会にも報告が行われた。
今後の対策として、従業員への個人情報に関する教育とチェック体制の徹底が進められる予定。
【参考記事】
個人情報が閲覧できる状態になっていたことのご報告とお詫び
https://kumanichi.com/