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鋼管・交通機材の老舗メーカーで約1,500件の情報流出 サーバー機器で不正な通信

鋼管や交通機材などの老舗メーカー「三陽商会」において、不正アクセスによる情報流出が発生した。

公表によると、同社のサーバー機器で不正な通信が検知されたため、外部セキュリティ専門家による調査が開始された。
調査から同社システムへの不正アクセスが確認されており、個人情報や企業情報の流出が明らかになっている。
流出または流出の恐れがある情報には、同社社員や協力会社社員、取引先担当者の氏名、メールアドレス、会社名、部署名、役職名、電話番号など約1,500件が含まれていた。
流出した企業情報には、取引先情報や営業資料などが含まれているとのこと。
なお、クレジットカード情報は含まれておらず、現時点では二次被害は確認されていない。

三陽商会社は対応として、警視庁への相談と個人情報保護委員会への報告を行い、関係各機関と連携しながら事実確認と対応を進めている。
同時に情報流出の影響対象者には、個別での連絡が順次行われる。
今後の対策として、セキュリティ体制の改善とネットワーク監視体制の強化に取り組むとしている。

【参考記事】
不正アクセスによる情報流出のお知らせとお詫び
https://www.sanyoshokai.co.jp/