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約37,000名、熊本市の下水道利用者情報が流出 委託事業者の不正アクセス被害影響

不正アクセスにより、熊本市の下水道利用者情報が流出し可能性が報告されている。

熊本市上下水道局によると、不正アクセスは同局委託事業者の「東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社(TGES)」で発生。
7月17日、TGESから熊本市上下水道局に、同社のネットワークが外部からの不正アクセスを受けたとする連絡が入り問題が発覚している。
これにより熊本市の下水道利用者関する情報が外部から閲覧可能な状態になっていたという。
公表時点で判明している被害状況として、影響対象者は約37,000名となり、水栓番号、住所、世帯人数、使用者名、使用水量などが流出したとみられている。
なお、電話番号、金融関係口座、クレジットカード情報などは被害対象外とされている。

同社は対応として、ネットワークへの外部経路を遮断。
現時点で情報流出の痕跡はないとされているが、引き続き詳細な調査が継続されている。
また、影響対象者には個別で通知を行う方針で、原因究明、再発防止策も講じているとのこと。

【参考記事】
上下水道局の委託事業者(東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社)への不正アクセスによる情報漏えいの恐れについて【第1報】
https://www.kumamoto-waterworks.jp/