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Google Forms設定ミスで講演会申込者の個人情報流出【お茶の水女子大学】

お茶の水女子大学が実施した講演会の申込フォームにおいて設定の不備があり、申込者の個人情報が第三者から閲覧可能な状態となっていたという。

大学の公表によると、原因は「Google Forms」の設定ミスによるもので、フォーム作成時に「共同編集者を追加」の設定が「リンクを知っている全員」に設定されていた。
これにより、ユーザーが自身のGoogleアカウントからフォームにアクセスした際、最近使用したフォームとして表示され、そこから他の申込者の情報が閲覧可能な状態となっていたと説明されている。
閲覧可能な状態は2024年5月24日から6月13日まで続いており、申込者197名分の個人情報が影響対象とされている。

問題が発覚した6月13日にフォームの設定は修正されており、影響を受けた197名には個別での説明と謝罪連絡を行われている。
同時に、学内に対してもフォーム利用時の注意喚起を実施された。
大学は再発防止に向け、フォーム公開時のマニュアルを整備し、周知徹底を図るという。

【参考記事】
本学講演会の申込フォームにおける個人情報の漏洩について
https://www.ocha.ac.jp/pnews.html