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モータのニデックグループでサイバー攻撃被害 取引先などのデータ流出懸念

車載や家電、産業用などのモータ製品を取り扱う「ニデックインスツルメンツ」社で2024年5月26日に、外部からのサイバー攻撃被害が確認されている。

公表によると、複数のサーバー内ファイルが暗号化されるランサムウェア被害が発生したとのことで、取引先をはじめとする関係者に影響が懸念されている。
現在、ニデックインスツルメンツは全社対策本部を設置し、外部専門家の助言を受けながら、影響範囲の調査と復旧対応を進めている。
また、警察などの関係機関への相談を開始し、対応についての指導を受けているという。
公表時点で、データ流出に関する影響範囲は特定されておらず、ニデックグループ各社での被害は確認されていないという。

同社は、影響対象とみられる取引先や関係者に謝罪。
今後の対応として、ニデックグループ全体の情報セキュリティ体制の強化を図る方針を示しており、再発防止に向けた予防措置を講じるという。

【参考記事】
当社グループ会社におけるセキュリティインシデントの発生について
https://www.nidec.com/jp/