訪問看護利用者などの名前や疾病名記載された資料を紛失【神奈川県看護協会】

神奈川県看護協会が運営する「洋光台訪問看護ステーション」で、利用者の個人情報が記載された書類が紛失する事態が発生している。

紛失した書類には、訪問看護を利用している26名の氏名と、疾病名、生活状況、家族構成、看護学生6名の氏名、職員3名の苗字とメールアドレスが記載されていた。
公表によると、5月15日に光台訪問看護ステーションで実施された看護学校実習の後、訪問看護師が振り返り作業のために資料を自宅に持ち帰った際に紛失が発生したという。
次回の実習のため資料を準備している際に紛失が明らかになった。
訪問看護師は紛失を上司に報告し、県看護協会へも伝達された。

県看護協会は影響対象者となる利用者や学生、職員に状況説明を個別連絡またはweb上で状況説明を実施。
その後5月25日、訪問看護師の自宅で書類が発見されている。
県看護協会は再発防止のため、全職員に対し個人情報保護に関する研修を実施。
また、個人情報の持ち出しに関する新たな規定を整備するとしている。

【参考記事】
個人情報の記された書類の紛失について
https://www.kana-kango.or.jp/news/