東京都の職業訓練施設で情報流出 従業員個人情報を第三者にメール誤送信

職業訓練を実施している「東京都立中央・城北職業能力開発センター」で、個人情報流出が発生したという。

2024年5月17日、同センターでA社から提出された企画提案書に誤りがあったため、修正の連絡を行ったが、5月20日にA社から東京都に「メールが届いていない」との連絡が入り問題が判明した。
調査の結果、メール送信時に誤ってA社と異なるメールアドレスに提案書を送信していたことが明らかになっている。
当該メールにはA社従業員の氏名、年齢、電話番号、メールアドレスなどのデータが含まれていた。

誤送信判明後、東京都は誤って送付したメールアドレスに対して削除依頼と東京都への連絡を要請したが、公表時点で連絡はないという。
同時にA社への状況説明を行っており、二次被害の報告は確認されていない。
今後の対策として、個人情報の取扱いや情報管理について厳重に注意喚起を行い、再発防止を図るとされている。

【参考記事】
個人情報等の漏えいについて
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/index.html