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【仙台市立病院】患者情報をインスタで流出「個人情報を全て消去したつもりだった」

仙台市立病院は、同院の職員がSNS上に担当患者のカルテ写真を掲載し、個人情報を流出させる事案が発生したと公表した

2024年4月15日、仙台市立病院の職員が担当患者の疾病説明を業務の参考にするため、電子カルテの内容を印刷し、スマートフォンで撮影した。
この写真データを保存する目的で自身のインスタグラムに投稿した際、職員は個人情報を全て消去したつもりだったが、一部に患者の氏名とIDが残っていたと説明されている。
5月15日に匿名からの指摘で該当データは削除されたものの、約1カ月の間は情報が閲覧可能な状態だったとされている。
なお、閲覧可能となっていた情報には患者1名の氏名、病名が該当していた。

病院は、影響対象となった患者に個別での事案説明と謝罪を実施。
今後の対策として、院内全職員に対して個人情報の適切な管理や取り扱いについて、院内会議および文書を通じて周知徹底を図るとしている。

【参考記事】
市立病院における個人情報漏えいについて
https://hospital.city.sendai.jp/