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CNCIグループで情報流出 アプリで別顧客情報が表示される事態に

CNCI(中部ケーブルネットワーク株式会社)グループの「知多メディアスネットワーク」で、個人情報が誤って表示される事態が確認された。

公表によると、同社が提供する「メディアスアプリ(PC版)」で、CNCIグループ他社の個人情報が誤って表示される事象が発生したとのことで、顧客から「利用明細を印刷した際に、別の方の情報が記載されている」との連絡があり判明している。
調査の結果、印刷された利用明細から、共通システムを利用する別のCNCIグループ2社の個人情報が表示されていたことが発覚。
表示されていた情報には、顧客の氏名、住所、利用サービス、引き落とし口座番号などが含まれていたとされている。
流出の影響は顧客2名分の情報とされており、7名は誤表示が発生する可能性があったと説明されている。

同社は影響対象者となる顧客から印刷物を回収し、データ保管がされていないことを確認。
また、流出の可能性がある7名とは連絡が取れており、別の顧客情報を閲覧したり印刷したりした事実は確認されていないという。
なお、原因は2024年4月19日に実施したアプリサーバーの能力向上のためのシステム構成変更に不具合によるものとされており、共通システムを利用するCNCIグループ2社の個人情報が誤って表示される事態となっている。
システム変更の効果が発揮されなかったため、4月24日に従来の構成に戻されている。
再発防止策として、情報管理体制の強化に取り組み、システムの安全性向上に努めるとしている。

【参考記事】
【重要】個人情報の漏えいについて
https://www.medias.co.jp/