杉並芸術会館において、同館の指定管理者が主催した事業の申込者情報が閲覧可能となっていたという。
杉並区の公表によると、申込者情報がオンラインフォームから閲覧可能となっている事態が判明。
2024年3月1日に「文化芸術・スポーツ・まちのにぎわい」に関する特別委員会で報告されたことで、指定管理者は申込者に対して「他の申込者の情報を見ることができた」または「情報が見られたように感じた出来事があった」に該当するかの調査を開始した。
その後、31名の内通報者を除いた30名が対象となり、1名が他の申込者情報を閲覧可能だったことが確認されているが、当該情報が外部に流出した事実は確認されていない。
なお、申込者情報がオンラインフォームから閲覧可能となっていた具体的な原因は明かされていない。
区は再発防止策として、全職員を対象に個人情報保護に関する研修を実施しており、Googleフォームの使用停止と新たな申込フォームの検討が進められているという。
【参考記事】
杉並芸術会館が催した事業の申込者情報が閲覧可能であったことについて
https://www.city.suginami.tokyo.jp/