苫小牧労働基準監督署において、災害防止団体等22団体に対して被災労働者の個人情報を含むファイルを誤ってメール送信した事案が発生した。
北海道労働局によると、誤送信されたファイルには被災労働者の事業場名、氏名、生年月日などの個人情報が含まれており、合計1,894件のファイルが該当するという。
誤送信が行われた後、送信先から「個人情報の記載がある」との指摘があり問題が判明した。
原因は、送信する添付資料に個人情報が含まれているかどうかの確認作業が不十分だったことと説明されている。
同署は対応として、誤送信先に個別での連絡と当該メールの削除依頼などを行っており、二次被害のおそれは低いとされている。
再発防止対策として、対応職員への研修やマニュアルの改定などが行われるという。
【参考記事】
苫小牧労働基準監督署における個人情報を含むファイルの誤送信事案の発生について
https://jsite.mhlw.go.jp/hokkaido-roudoukyoku/home.html