個人情報開示請求を誤交付して情報流出 29名分の生徒情報が被害【相模原市】

相模原市は、保有個人情報開示請求に関する開示文書の誤交付があり、個人情報が流出したことを発表した。

2024年3月27日相模原市は、保有個人情報開示請求の申請者に対して開示文書を交付したが、開示すべきでない他の生徒情報が記載された文書や、「生徒指導情報交換シート」が誤って交付されたという。
市役所本庁舎の行政資料コーナーで交付された文書には、29名分の生徒個人情報が含まれていたという。

問題判明後、市職員は請求者宅を訪れ、謝罪と文書の返却を依頼。
また、個人情報が開示された他の生徒の保護者には個別に連絡し、事情説明と謝罪が行われている。
今後の対策として、開示決定の適正な判断を行うだけでなく、開示文書の作成段階から再度確認を行うことを徹底して再発防止に努めるとしている。

【参考記事】
保有個人情報開示請求に係る開示文書の誤交付による個人情報の流出について
https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/