児童養護施設の子ども約1,000名分個人情報を誤ってメール送信【兵庫県】

兵庫県は2024年4月1日、児童養護施設などに入所する子どもの個人情報を含むExcelファイルを、県内の児童養護施設や乳児院など54事業所に誤ってメールで送付したと発表した。

県によると3月29日、児童家庭課の職員が国からの通知文書を添付したメールを関連施設に送る際、誤ったファイルも添付し実行。
その後別の職員が誤送信に気づき、問題が判明している。
ファイルには2022年9月時点の約1,000名分の措置情報一覧が記録されており、氏名や生年月日、入所日、入所施設名などの情報が含まれていた。

誤送付先は県所管の関連施設のみとされており、該当する施設にはメール削除を依頼されている。
公表時点で、関連施設以外への流出や二次被害は確認されていないという。
児童家庭課は「子どもの生命や安心を守る部署で情報漏えいを起こしてしまい申し訳ない」と謝罪しており、添付ファイルを扱う場合は複数人でチェックするなど再発防止策を徹底するとのこと。

【参考記事】
https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202404/0017496097.shtml