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教員、自宅でパソコン操作中に遠隔操作 162名以上情報流出懸念【北九州市立大学】

北九州市立大学において、同大学教員が使用しているパソコンで不正アクセス被害が発生した。

公表によると、2024年3月11日に中国学科の教員が自宅で業務用のパソコンを使用していたが、不正アクセスを受けて遠隔操作されたという。
当該攻撃でパソコン内のファイルが閲覧された可能性から、翌日の朝には本学の情報セキュリティ部門が対応し、該当パソコンの電源を切りネットワーク遮断と調査が行われた。
調査の結果、パソコン内には学生および教員の個人情報が保存されていることが確認されている
情報流出が懸念されている情報として、同大学学生の学籍番号や氏名、素点162名分と、当該教員の交友関係者92名分の住所、氏名、電話番号、メールアドレスが該当するとのこと。
公表時点では、情報流出は確認されていないと説明されている。

同大学は対応として、影響を受けた学生に個別での状況説明と謝罪しており、当該教員の交友関係者にも同様の対応を行っている。
今後は全教職員を対象とした情報セキュリティ研修を実施し、個人情報の取り扱いと不正アクセス対策を徹底するという。

【参考記事】
不正アクセスによる個人情報漏洩のおそれに関するお知らせとお詫び
https://www.kitakyu-u.ac.jp/