尾道警察署で、個人情報が含まれた名簿などが誤って廃棄していたことが明らかになっている。
文書整理をしていた署員が、留置者情報が記載されているファイルがなくなっていることに気付き問題が発覚。
調査の結果、尾道署で実施された廃棄文書と保存文書の分別時に行った確認作業が不十分だったことが原因とみられている。
廃棄されたファイルには、2022年2月から4月までの留置者12名分の名前や生年月日などの個人情報が含まれており、本来は5年間保存すべきものだったという。
現時点では外部への流出は確認されていないとのこと。
尾道署は対象者に個別での謝罪を実施。
今後の対策について同署は「文書の取り扱いをより厳格に行うとともに、個人情報の慎重かつ適正な取り扱いについて意識を深め、再発防止に努める」とコメントしている。
【参考記事】
https://www3.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/20240330/4000025487.html