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救命講習受講書類、誤って他の事業所に交付し情報流出【大阪市消防局】

大阪市消防局は、普通救命講習受講を申請した事業所Aに対し、誤って別の事業所Bの個人情報を含んだ書類を交付する事故により情報流出が発生した。

事業所Aから「書類が誤っている」との連絡が入り問題が判明。
その後の調査で、事業所Bが申請した書類が事業所Aに誤って交付されていたという。
これにより、事業所Bの「救命講習等受講申込書」に記載された申請者の氏名 1名分および「救命講習等受講者名簿」に記載された受講予定者の氏名 12名分が事業所Aに流出する事態となっている。
原因は、大阪市消防局が行政オンラインシステムでの書類交付時に、誤った書類を交付し、ダブルチェックを怠ったこととされている。

大阪市消防局は対応として事業所AとBに対して、状況説明と謝罪を行い、事業所Aに正しい書類を再交付している。
今後の対策として、事務に関わるマニュアルの再徹底や、職員に対して個人情報保護の重要性を再度周知し、再発防止に取り組むという。

【参考記事】
報道発表資料 大阪市消防局における個人情報の漏えいについて
https://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/0-Curr.html