【紀伊國屋書店】7,400件以上の情報流出か サイバー攻撃被害

日本国内外で書店展開する「紀伊國屋書店」においてサイバー攻撃被害が発生し、顧客情報が流出した可能性が浮上している。

被害が確認されたのは、2023年11月1日に警察から同社が運営するサイトでサイバー攻撃があったとの連絡によるものだった。
調査により図書館向け和雑誌や海外書籍、学術雑誌などの納品関連情報などを管理するシステム内のデータが攻撃者に窃取された恐れがある。
流出した情報には顧客の氏名、住所、電話番号など7,400件以上含んでいたことが確認されているが、クレジットカード情報や銀行口座情報などは対象外とのこと。

現時点で、情報流出による二次被害は確認されていないものの、顧客へは専用の問い合わせ窓口を設置し対応している。
脆弱性のあったサイトがすでに対策を実施済みとのことで、今後もセキュリティの強化を図り、顧客への影響を最小限に抑えるという。

【参考記事】
不正アクセスによる、個人情報漏洩の可能性に関するお知らせとお詫び
https://corp.kinokuniya.co.jp/category/%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/