「東邦ガス」社は、社内ネットワーク上の顧客情報へのアクセス権限を誤って設定していたことにより情報流出が発生したと発表した。
当該問題発覚は、同社関連会社「東邦ガスネットワーク」社へ出向していた従業員が、本来アクセスできないはずの顧客情報にアクセス可能であることに気づいたことによるもの。
調査の結果、東邦ガス社の担当部署で顧客情報へのアクセス権限の設定変更を失念していたことが判明。
これにより、不必要な顧客情報が共有できる事態となっていたとのことで、影響対象となるデータは約601,471件分の電気契約情報で顧客の氏名や住所などが該当する。
問題発覚後にアクセス権限ミスは修正されており、データの不正利用に関する事実は確認されていないとのこと。
今後は顧客情報の管理徹底に取り組む姿勢を示している。
【参考記事】
お客さま情報に関する個人情報保護委員会への報告について
https://www.tohogas.co.jp/