熊本県の「牛深市民病院」で、患者情報が記録されたUSBメモリが紛失する事態が発生した。
牛深市民病院の公表によると、電子カルテ導入の業務の委託先担当者が同USBを業務で使用した後、外部へ持ち出した際に紛失していることに気づいた。
可能性のある場所を捜索するも発見に至らず、警察に紛失届を提出している。
なお、USBは病院外への持ち出しは禁止されていたにもかかわらず、同担当者は自宅での作業のために使用していたことが確認されている。
その後捜索を続けたところ、移動に使用したレンタカー会社に問い合わせたところ「落とし物」として発見された。
USB内には患者132名分の個人情報が記録されており、氏名、住所、保険などの個人情報が含まれていたとのことで、発見時点での情報流出は確認されていないと説明されている。
同病院は今後、個人情報やUSBメモリの使用に関する周知徹底や研修を行い、再発防止に取り組むとしている。
【参考記事】
個人情報を含むUSBメモリの一時紛失について
https://ushp.jp/