栃木県住宅供給公社、世帯情報記載されたFAXを誤送信

栃木県住宅供給公社において、FAXの誤送信による個人情報流出事故が発生したとのこと。

公表によると、同社職員が支所に個人情報を含む文書をFAX送信しようとした際、誤って入力した番号により、一般県民宅に文書が送信されたという。
11月24日、県民から同社に「個人宅FAXに個人情報が含まれた文書が届いている」との連絡が入り問題が判明している。
当該誤送信による影響は4世帯におよんでおり、誤送信された文書には世帯数が記載されていた。

住宅供給公社は誤送信先を訪問し謝罪、誤送信されたFAX文章の回収を行っている。
公表時点でFAX文章内のデータが外部に流出したとする事実は確認されていない。
同社は今後、個人情報を外部に発信する際にはFAXよりも情報流出のリスクが低い通信手段を検討し、FAXを使用する場合は送信先番号のダブルチェックや到達確認を徹底して再発防止を図るとしている。

【参考記事】
栃木県住宅供給公社で発生した個人情報漏えい事故について
https://www.pref.tochigi.lg.jp/kensei/kouhou/index.html