鎌倉市が実施する事業において、webサイト上で個人情報が閲覧可能な事態が発生した。
鎌倉市では成人向けに幅広い教育プログラム「フォルケホイスコーレ」を事業として取り入れており、業務は外部業者である「アカデミック・リソース・ガイド」社が担っていた。
10月24日公表によると、鎌倉市のフォルケホイスコーレ事業に関するwebページを閲覧していた利用者から、参加申込画面上で個人情報が閲覧可能な状態であるとの指摘が入り問題が判明した。
閲覧可能となっていた情報として、申込者の氏名、メールアドレス、生年月日、性別、住所、電話番号、緊急連絡先の氏名、緊急連絡先電話番号、緊急連絡先のご本人との続柄、健康上の留意点、プログラムへの質問内容が該当し、全38名が影響を受けたとされている。
原因は、参加申込ページを作成する際に使用されたGoogleのオンラインフォームツールの設定ミスとされており、「回答の概要を表示する」設定にしたことで起こったと説明されている。
アカデミック・リソース・ガイド社は、全38名に個別で状況説明と謝罪を実施。
今後は、オンラインフォーム使用時のダブルチェックを徹底し再発防止を図るという。
【参考記事】
鎌倉版フォルケホイスコーレ事業における個人情報の流出について
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/index.html