帝京平成大学において、在籍する学生の情報が記載されたメモが紛失する事態が発生したとのこと。
帝京平成大学によると、キャリアカウンセリングの委託先である「東京海上日動キャリアサービス」カウンセラー1名が、面談内容のメモを裏紙として利用した後自宅へ持ち帰り紛失していたという。
8月3日、当該メモを発見した第三者からの連絡により問題が発覚している。
調査の結果、同カウンセラーによるカウンセリングは2018年4月19日から2023年7月20日までの期間、メモの有無問わず807名の学生に行われていたという。
なお、今回第三者からの連絡で見つかったメモには、学生12名分の氏名や学籍番号、電話番号、志望先、採用面接の状況といったカウンセリングに関する内容が記載されていた。
帝京平成大学は、今後面談終了後は内容をシステムに入力し、メモは同日中に処分するよう対応するとのこと。
また、東京海上日動キャリアサービスと定期的に業務フローの見直しを行い再発防止を図るとしている。
【参考URL】
キャリアカウンセリングにおける個人情報の不適切な取り扱いに関わるお詫びならびにご報告
https://www.thu.ac.jp/
